by rie_someya カテゴリ
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「海を渡った伊万里焼展」が、渋谷松濤の戸栗美術館で開催されています。 鎖国時代に伊万里焼は、オランダ東インド会社との貿易を通じでヨーロッパの貴族へと渡りました。当時ヨーロッパではバロック芸術や、東洋趣味が流行しており、伊万里焼もその中で大変人気だったようです。 伊万里の中でも柿右衛門様式と呼ばれるものは、特に多く海外へ輸出されました。主な柿右衛門様式の特徴は、白い素地をバックに、赤・青・緑・黄・金の彩色、余白を生かした左右非対称な絵柄です。伊万里と聞くとパッと思い浮かぶ雰囲気が、この柿右衛門様式なのかもしれません。装飾好きのヨーロッパの貴族のために、模様をびっしりと描き込んだものもたくさんありますが、白い余白をたっぷり残したものもいくつかあって、これらはやはり和様を感じさせます。 イギリスのVictoria & Albert Museumには伊万里のコレクションがたくさんありますが、カップとソーサーのセットはとても綺麗です。 http://collections.vam.ac.uk/item/O77833/cup-and-saucer/ 先日有楽町の国際フォーラムの大江戸骨董市で、買ったおちょこは伊万里焼だったようです。数あるおちょこの中でも「白地に彩色」されているものは目をひきました。松、梅、竹が可愛く、少し粗めなところも好きです。 日本酒たくさん飲みたいので、おちょこもコレクションしていきたいと思っています♡
by rie_someya
| 2011-10-09 00:24
| Japan: Tokyo♥
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